こんにちは^^
松本市・ソングリッシュクラブ英語教室の木場陽子です。
先日公式LINEで「今月はこのアプリを使ってAI学習してみます!」とお知らせしたのが
Lingo Champ
英語学習ツールも日進月歩。
「個人の強み・弱みに沿って習得しやすい学習プログラムを逐次提供する」なんていうのは、AIの得意とするところかもしれません。
もしそれで学習が進むのであれば、どんどん活用したいですよね!
日本における英語習得に近道はありませんが(笑)、自分に合う方法を取るかどうかで成果や上達スピードは変わると思います。
選択肢が沢山になって、いい時代になったなと思います。
英語教室になんか行くよりアプリ経由で学んだほうが早くて確実であれば英語教室に人は来なくなります。笑
でもそれで、日本人がみんな英語できるようになったらいいじゃないですか。
私は英語の先生やめて、次の仕事考えます♪
それはともかく、AIアプリを使ってみた今の所の感想。
●メリット
・ 日本人が苦手な発話のトレーニングが沢山ある
・ 幅広いトピックで、まんべんなく英語力を磨いていける
・ リスニング、作文、発音指導が充実している
・ レベルテストの結果のUnitから始めるので、「難しすぎず、簡単すぎないトレーニング」レベルをキープして、やり甲斐を感じられる
・ 1日数分など少しの時間でも英語に取り組む事ができる
●デメリット
・ 長文を読むようなエクササイズはないのでリーディング力向上は疑問
・ 全てのトレーニングに制限時間があり、集中してやらないといけないため(当たり前?)ながら勉強は出来ない
・ プッシュ機能は弱く、取り組むかどうかは自分の意思次第
・ 発音チェックはかなり厳しく、凹む可能性がある
・ AI先生との英会話はどこか用意された会話であり、イマイチリアリティがない
そんなところです!
ある程度英語力があって、それを伸ばしていきたい学生さんや社会人の方にはいいと思います。
英語スターターの幼児さんや、なかなか自分(だけ)のために時間を割けない、使いたい英会話も限られているママさんは、このアプリじゃなくてもいいかな?
と思いました^^
でも本当に、こういう便利ツールを目にしていつも思うのは、
「結局、やるかやらないかは自分次第」
というところです。
どんなに高機能のAI先生がいてくれても、自分が「やるぞ!」と思って日々取り組みの時間と労力を割かなければ、学びは進まないことを実感します。
それは、学びの場がアプリでも、オンライン英会話でも、教室の英語レッスンでも同じだなと思います。
本人の中にどれだけ「やるぞ!」「もっと出来るようになりたい!」という心の火がついているか?ということです。
私もリアル先生として、目の前で「英語を教える」はもとより、
どうしたら子どもたちが「もっと出来るようになりたい!」と思うか?
学校や習い事を離れても自ら学び続ける気持ちや能力を持てるか?
を、常に考えています。
本当に結果を分けるのは、学校でも塾でもシステムでもなく、本人の心ですよね。
英語講師の立場でも、親御さんの立場でも
その仕組みを考えるのが意外と「一番重要」じゃないかと思っています^^
そこは、AI先生は解決できませんね^^
私も、常に考え、実践し続けていきたいと思っています。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
ソングリッシュクラブ英語教室
木場陽子