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子供の英語教室は週に1回で効果はでるの?効果を高めるコツとは?

「子どもには英語を苦手になってほしくない!」「語学の習得は早くから始めた方がいいんでしょ?」そう思って子どもさんに小さいうちから英語を習わせる、またはそれを検討するご家庭は少なくありません。

ただその時「小さいうちから習わせらばいい」と、英語教室に通わせるだけで安心してしまっていないでしょうか?日本の英語教室の多くは週1回1時間ほどのレッスンというのがスタンダード。果たして小さいうちからその週1回のレッスンに通わせれば、子どもさんたちに親が望む英語力はつくのでしょうか?

週1回1時間の英語教室では効果はほぼ皆無

残念ながら、英語を身につける目的で英語レッスンに通った場合、週1回1時間のレッスンを何年間受け続けてもそのレッスン以外何もしないのであれば、効果は「ほぼ皆無」という厳しい状況です。英語は語学です。語学を身につけるのに週1回1時間程度英語に触れるだけでは大きな成果が無いであろうことは、親御さんご自身の経験からも、想像に難くないと思います。

子どもの習い事は、「水泳型」と「ピアノ型」があります。「水泳型」のように週1回のレッスンに行きさえすればだんだん力がついてくるものもありますが、「ピアノ型」の習い事のように週1回のレッスンの他に家での取り組みがなければ大きな上達が見込めないというものも沢山あります。英語はこの「ピアノ型」であることをまずは親御さんがしっかりと認識することが大切です。

ピアノのレッスンを考えてみてください。週1回のピアノレッスン時間以外に何も練習せずに次のレッスンを受けるだけでは少しも上達しないことは誰でも想像出来ると思います。ピアノを習わせる前には、親子ともにある程度「しっかり練習するんだ」という覚悟を持ってレッスンの申し込みをするでしょう。ところが英語教室は「レッスンに通わせればなんとかなる」と思われがち。親御さんも「自分は英語ができないから教室にお任せ」といった親御さんが多いようです。

ですが残念ながら、英語教室に週1回通わせていただくだけであとは何もしないのであれば「ピアノ教室に週1回通わせるだけで家で何もしない」ぐらい効果は限定的と考えて差し支えないでしょう。

さらには「習った英語を完全に忘れてしまう」リスクも

さらに英語の場合は、しばらく英語に触れない期間がある、短期間だけ英語を習っても辞めてしまった場合「習ったことを完全に忘れてしまう」場合があるということも、知っておいていただきたいと思います。ピアノやスポーツなど短期間習って辞めてしまったとしても「楽譜が読める」「音感がある」「基礎体力がつく」など、短期間習わせたなりの効果が継続することが多いのですが、英語の場合は残念ながら「何も残らない」ことも多々あります。その現象は特に幼少期に英語を習わせた場合に起こります。

その理由は英語が「言語」であり、ここが「日本」だからです。音楽やスポーツは、ピアノや水泳などの直接の習い事の内容ではなくても「音楽」や「スポーツ」に触れる機会があり、習って習得したものが生かされる接点がありますが、日本で英語を学ぶ場合、一度学びから遠ざかってしまうと一切英語に触れる機会はなく、また子どもの場合は日々日本語が成長し、日本語での知識が積み上がっていくので、少し前に学んだ英語の知識は、あっという間に「日本語の新しい言葉・知識に上書き」されてしまうのです。

外国で短期間過ごした子どもがその国の言葉をペラペラになっても、日本に帰国して数年するとあっという間にその流暢さを失ってしまうことを見ても分かると思います。ペラペラまで行っても、すぐに上書きされてしまう言語。「少し習った」程度では、辞めたあとに何も残らなくても不思議はありません。それほどまでに子ども達の脳は柔軟で、新しい事を次々吸収していきます。

ではどうしたら英語教室の効果がでるのか?

それでは、どうしたら子どもの英語教室の効果がでるのでしょうか?週に2−3回レッスンに通わせる?はい。それが出来るのであればそれも一つの方法です。でも多くの場合、子どもの習い事は親御さんの送迎が必要であり、いまの子どもたちは英語だけを習っているのではなく、複数の習い事で忙しい毎日だと思います。英語ばかり週に複数回通わせるのは簡単なことではありませんし、費用もその分かさみます。

週1回の英語レッスンの効果を高めるには、はやり「自宅での取り組み」が不可欠と言えるでしょう。その取り組みは、英語教室から出される宿題でも、自宅で個別に取り組む課題でも、子ども達が好きに行う英語との触れ合いでも、なんでもいいのです。何でもいいのですが、とにかくできれば毎日、何かどうかの英語に触れる時間を生活の中に取り込むことが必須といえます。

「私は英語が苦手なのでそれは難しい!」といった親御さんの声が聞こえてきそうですが、必ずしも親御さんも英語活動をしなくても良いのです。ただ、少しの声掛けをして、子どもさんが英語に触れ合う機会を作ってあげる働きかけは必要ですし、ある意味、親御さんにその覚悟も必要です。ピアノを習わせる時には親子ともに「しっかり練習してレッスンに望むんだ」という心構えが必要なのと、同じです。

英語教室の選び方ポイント

以上を踏まえ、子どもさんに英語を習わせようか?と考え始めた時に事前に確認するべきポイントをお伝えしたいと思います。どうしても子どもさんの習い事を決めるときに送迎や料金の条件を優先してしまいがちですが、こと英語に関してはそのチェックポイントだけでは足りません。

英語教室選びのポイント

①子どもが楽しく通えそうな教室か
楽しむ、学ぶのはあくまで子どもさん。体験レッスンなどで子どもさんの性格や好みに合っているか、先生との相性はどうかなど確認してみましょう。特に小さな子どもさんの場合「英語は将来のために出来るようになるべき」など理屈で考えておらず、楽しい空間、楽しい時間と感じるかどうかが全てです。子どもさんの雰囲気にあっているか、見てみましょう。

②自宅での取り組みの仕組みは親子にとって無理がないか
英語レッスン自体も大切ですが、成果を分けるのは「レッスン外の取り組み」と行っても過言ではありません。自宅での取り組みが宿題タイプなのか、英語かけ流しの教材を買う、借りる、動画やその他の教材を使って自宅で英語に触れる、学ぶといった仕組みがどのようになっているか確認しましょう。それが親子にとって無理なく生活に取り込めるスタイルのものか、検討してみましょう。

③先生からのサポートはあるか
自宅での取り組みは、忙しい親御さんにとって簡単なものでは無いかもしれません。自ら進んで取り組む子どもであればいいですが、「英語の宿題やりなさい!!」と口酸っぱくいい続けなければいけないようでは、親子ともに疲れて英語が嫌いになってしまいます。そのような時に先生が相談に乗ってくれたり、子どもに合った取り組みプログラムを提案してくれたり、具体的なサポートがあるかどうか聞いてみましょう。

まとめ

以上のように、日本の英語教室は週1回1時間のレッスンが基本になっているものの、そのレッスンに通わせるだけでは大きな効果を上げられないことをお伝えさせていただきました。でもそこで落胆することはありません。成果を出すためには何を押さえる必要があるかを知り、また同時に少しだけ「覚悟」が必要だということも理解していただかれば、子どもの英語習得に大きな成果を期待できるでしょう。特に子どもさんが小さい場合は、まず親御さんに「自宅でも英語の取り組みを促すんだ」という親御さんの気持ちや行動が、とても大切になります。一度通うことになったら長く続けるであろう英語教室。選び方・進め方のポイントをお伝えさせていただきますね。

(1) 週1回1時間のレッスンでは大きな成果は上がらないことをまずは理解する
(2) 子どもさんの性格や興味に沿ったレッスン内容の英語教室を選ぶ
(3) 子どもさんの性格ご家庭のライフスタイルに合う自宅での取り組みを生活に取り入れる、その仕組みがある英語教室を選ぶ

以上3点を抑えて英語教室を選び、ご自宅での取り組みと合わせてコツコツと続けていきますと、子ども達に必ず成果が現れてきます。子ども達、特に3歳〜12歳言語習得の特別な能力を持っていますので、大人が驚くような成果を見ることが出来るのもまた、子どもに英語を学ばせる、親の楽しみでもあります。小さいうちから英語習得にとりかかるメリットは必ずあります。少しの働きかけで大きな成果を選べるような仕組みをおうちでも是非、作っていきましょう。

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