こんにちは^^
ソングリッシュクラブの木場陽子です。
今日は、ここ1ヶ月でウチの小3息子が英語の本を100冊読んだ経緯と裏話をお話しますね^^
少し前に「僕、英語もっと分かるようになりたい!」と言い出すまでに4−5年かかったお話を書きました^^
3歳ぐらいから英語に触れ始め、、、
といっても私が英語レッスンで使う歌の練習を
横で聞いていたり、
ドライブの時のBGMが英語だったり。
そのぐらいです。
英語とつかず離れずで暮らしていましたが、
今年「もっと知りたい!」となってから
私も「きたきたーー!」と思ってギアを入れました。
これが、今年の7月。
その時の息子の状態
(リスニング・理解)
・ 英語の歌はよく聞いていて耳に覚えがある
・ いくつかの歌は自分で歌える
・ 私が英語で語りかけると、文脈で理解し、日本語で回答する
(スピーキング)
・ 海外ゲストに名前とI’m 8 years old , I like xxx と言える
・ ソングリッシュレッスン中にゲームで使うフレーズを言える
(リーディング)
・ アルファベット26文字がわかる
・ 「英単語」「英文」知識なし
(ライティング)
・ なし
この状態でしたが、
息子がその時既に
「ぼくは英語が読めるようになりたいんだ!」
と、具体的な希望を示してくれたので
読み方面を伸ばすことにしました^^
ここ、一つのポイントですが
子供自身が興味あるものをベースに伸ばしていく。
ことは、とても大切。
息子は絵本、物語、図鑑、漫画、、、
何でも読むの大好き。
本から猛烈に沢山の知識を得ています。
なので、英語も「読みたい!」となるのは
彼なりの自然の欲求だと思いました。
そこで、
読むための最初のステップ。
読みといえばフォニックス
と言われるぐらい定番なので、
息子にフォニックスを導入して、様子見。笑
歌とアルファベットカードを使います^^
しかし!!!
フォニックスだけを淡々とやるのは
少々退屈でした!!!
親子ともに。笑
やっぱり、
意味や具体性を伴わない
「ルールの学習」は
いつまで経っても楽しめないと思います!!爆
なので、
絵本セットにすぐ進みました。
「サイトワード」と言って、
英文を読む時に最も頻繁に出てくる単語を
文章で少しずつ学べる絵本セットです。
Nonfiction Sight Word Readers Level A
こういった絵本セットのいいところは
・ 頻出キーワードを学べる
・ 何種類も似たような文章に触れる事で英単語のイメージを掴める
・ 「単語」ではなく「文章のかたまり」としてリズムや文法を感じ取れる
・ 挿絵(写真)と一緒に理解するので日本語訳不要
・ 1冊が薄いので達成感が得られ、やる気が続く
です^^
でも、「文字読み」自体ゼロベースだった息子。
果たしていきなり文章の本なんか
読めるのでしょうか、、、?
今回のステップはこうしました。
例えばこの本。
学習テーマの単語は「have」
マイページに「We have」から始まる文章があり
目的語の部分だけが変わっていきます。
この本を読めるようになるステップ
(1)最初にHaveの読み方だけを練習。
(2)次にhaveのところは息子、残りは私が読む読み方で。
(3)単語を一つひとつ指差しながら読む
※ 今回は読めるようになる練習なので、真似ればいいわけではない
これをやっていると、
「読みたい!」動機づけされている息子なので
すぐに
(4)毎回同じ、We haveを息子が読み
(5)毎回変わる単語を私が読む
となり
それを何回かやると
(6)全文自分で読もうとし、わからない単語だけ親の顔を見てヒントもらう
となっていきました。
ヒント:
「フォニックス通りで読んでごらん?」
「写真みて。その単語」
「最初の音はxx」
1冊自分で読めるようになるまでに
それほど時間はかかりませんでした。
こうして、すんなり進んだ理由はなぜか??
それはですね
文字読みを始める前に、息子の中に「音の蓄積」があったからです!!
We have balloons / hats / friends / presents
など出てきますが、
音としては既に「どこかで聞いたことある」もの。
そこに「文字というヒントが有る」状態。
息子の中では、
・なんとなく知っている音
と
・文字になった時の音
をつなげる作業でした。
これ、いきなり本を読むところからだと
こうは行きません。
子供の中に、それを理解する
「ひっかかり」がないためです。
やっぱり、最初の段階では
何はなくとも英語の音を色々聞いておくのは
超!!!大事!!
しかもそれを「単語」ではなく
短い文章などの「塊」で聞く。
英語の音の塊を聞くことにより
・ 英語と物や動作のイメージを持つ
・ 英語のリズムに慣れる
・ なんとなく英語の文章の感じを知る
ことが出来ます。
こうして息子の文字読みがスタートしました。
が、思いの外長くなったので、
100冊読むまでに息子が考えた
めあてと動機づけの話は
次回お話しますね!!
お楽しみに!